実戦詰将棋研究会 更新: 2026-09-15
1手詰めは解けるのに3手詰めになると急に解けなくなる、という声をよく聞きます。原因はほぼ一つで、初手の候補が多すぎて絞れないことです。3手詰めの初手は、次の3パターンのどれかであることがほとんどです。
玉の横や頭に駒を捨て、玉に取らせます。玉が動いた先で、最初の位置では利かなかった駒の王手がかかり、詰みになります。「玉を今いる場所で詰ますのは無理」と感じたら、まず捨て駒を疑ってください。
玉の逃げ道が1マスだけ残っているとき、そのマスを塞ぐように王手をかけると、玉方は王手駒を取るしかなくなります。取った先で頭金や腹金が決まる形です。
飛車・角・香で離れた位置から王手をかけると、玉方は合駒で受けます。その合駒を取る手が王手になっていれば、そこで詰みです。「合駒をされたら困る」と思って遠くからの王手を避ける人が多いですが、合駒を強要して取るのは重要な手筋です。
初手を決めたら、玉方の応手(逃げる・取る・合駒)をすべて書き出し、それぞれに対して詰みがあるか確認します。一つでも詰まない応手があれば、その初手は不正解です。この作業を100問繰り返せば、3手詰めは見た瞬間に解けるようになります。
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